blog 本文へジャンプ
>前のページへ
     次の記事へ<

 記事一覧 

             
 
   ネット銀行の概要とネット銀行のメリット
  昔は、お金をタンスに預金していたり、給料を現金で貰っていました。しかし、今は当たり前の様に銀行を使って預金をしたり、振り込みを行ったりしています。銀行と言うと、店舗やATMがあり、そこで預金の管理をしたり、窓口で受け付けをしているというイメージを持っている人が多いです。しかし、近年はそんな銀行に新しい形の銀行が続々と登場しています。それが、ネット銀行です。ネット銀行とは、インターネット上の銀行のことを言います。

一般的な銀行との違いは、まず一つ目が店舗やATMを持たない点です。インターネット上で運営をしているので、実体を持ちません。したがって、その分人件費や場所代がかからないというメリットがあります。次に二つ目は、金利が高い点です。これは、一つ目に説明したように、ネット銀行では一般的な銀行に比べて諸経費がかからないため、その分金利が高く設定されています。ゆえに、定期預金の金利を比べると、ネット銀行の方が高い場合が多いです。

そして三つ目は、通帳がない点です。これも経費削減の一つで、インターネット上の専用サイトから口座の残高や入出金履歴を確認することができます。また、パソコンだけでなく、スマートフォンのサイトやスマートフォンアプリからでも確認することができるので、わざわざ銀行の窓口やATMに行って、通帳を記帳する必要がありません。その上、紙を使わないので、エコにも繋がります。また、24時間いつでも好きな時に確認することができて便利です。

では四つ目は、ネット銀行では様々な金融商品を扱っている点です。例えば、外貨預金や仕組み預金などの預金関係や、投資信託やFXなどの取り引きができるネット銀行が増えています。さらに、このような取り引きにかかる手数料は、一般的な銀行に比べてネット銀行の方が安く設定されていることが多いです。その上、インターネットから全て手続きをすることができるので、窓口に足を運ぶ必要がありません。加えて、24時間手続きができます。

また、ローンカードの発行や住宅ローンを組めるネット銀行もあり、ますます利用が進んでいます。特に、インターネットの操作に慣れている若い世代を中心に利用が進んでいます。このようなネット銀行は、大手銀行系のものから、独自でサービスを提供しているネット銀行、小売業などの金融関係ではない異業種の会社が運営しているネット銀行など、たくさんあります。今はまだネット銀行の数は少ないですが、今後はますますその数が増え、より多くのサービスが提供されます。