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   競馬春のグランプリ宝塚記念について
  中央競馬は1月から12月まで毎週土日を中心に1年を通して開催が行われています。関東の主要開催場は中山競馬場、東京競馬場、関西の主要開催場は阪神競馬場、京都競馬場となります。基本的には関東、関西の主要会場の1ヶ所づつの2場開催か、ローカル開催の1ヶ所を加えた3場開催で行われるのが基本となります。また、夏の時期は中央開催は行われず、札幌や函館、小倉、中京などのローカル開催が行われるという事になります。


Wikipediaより


中央競馬には重賞競争が存在します。重賞競争の中でも最もグレードが高いのがG1レースです。G1レースには様々な条件が決められているケースがあります。2歳馬限定のレースもあれば、3歳馬限定のレース、古馬しか出走出来ないレース、牝馬しか出走出来ないレースなどがあります。また、トライアル競争で上位入線した馬、賞金上位の馬である事以外に年に2回競馬ファンのファン投票で出走馬が選出されるグランプリ競争、宝塚記念と有馬記念があります。

春のG1シリーズの最終戦である宝塚記念と、秋のG1シリーズの最終戦である有馬記念はファン投票で選ばれた馬であれば、賞金が少なくても出走する事が可能です。しかし、近年のグランプリ宝塚記念と有馬記念は競馬ファンのファン投票の上位に入った馬でも出走を回避するケースが多くなっています。宝塚記念2200m、有馬記念2500mと非根幹距離である事と、シーズン終盤である事のデメリットが出ていると言われています。

宝塚記念は6月に阪神競馬場の2200mで行われます。1着賞金は中央競馬の国内競争でもトップクラスの1億3200万円となっています。阪神競馬場の2200mは内回りコースとなっており、逃げ馬の好走率が高くなっているコースです。逆に小回りコースの為、直線が短いので追い込み馬の成績が極端に低くなっている事が特徴の一つとなります。宝塚記念は、開催の時期の影響が強くフルゲートで行われる宝塚記念は極稀となっています。

宝塚記念の特徴として宝塚記念を連覇した馬はおろか、2勝以上した馬が存在しません。また、3歳馬も出走可能なレースとなっているが、これまで宝塚記念を3歳馬が優勝、連対した事はない。また、ローテーションとしてよくある安田記念からの連勝もないです。また、牝馬の相性も悪く50回以上の歴史の中で優勝したのは2頭のみとなっています。また、WIN5において2011年初の2億円の配当が付いたレースの一つにもなっています。