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滋賀には栗東トレーニングセンターという、JRAの競走馬の調教などが行われる施設があります。
滋賀には栗東トレーニングセンターという、JRAの競走馬の調教などが行われる施設があります。
滋賀の栗東競馬場、ここでは便宜上栗東競馬場として話を進めます。
茨木の美浦トレーニングセンターが、競走馬の調教場所として東にはあります。栗東競馬場は、関西の馬が調教されます。これは関西出身の馬が所属しているわけではなく、あくまで栗東競馬場で調教された馬のことを、関西の馬と言っています。今や東西の区分けは競馬中継でもあまり聞かれなく成りました。
東西の馬の力が拮抗しているからでしょう。

栗東競馬場には、現役のレース直前の馬たちが調教師や厩務員と生活し、レースを目指します。栗東競馬場による調教は、朝が早く夏は午前5時から、春、秋は午前6時から、冬は午前7時から調教が行われ、サラブレット達は、阪神、中京、京都競馬場に行くのが主です。栗東競馬場の調教コースはウッドチップ、坂路があり、障害コースも備わっています。スイミングプールなどもあります。全て馬の訓練に用いられるものです。美浦トレーニングセンターと比較すると、栗東競馬場の方が、販路がキツく32mあり、美浦17mよりも長く作られています。栗東競馬場の全体が起伏の多い道が多く、ただ歩くだけで負荷がかかり、筋肉がつきます。美浦の場合は平坦な道が多いようです。水の質も美浦よりも、栗東競馬場の方が琵琶湖の水を使用し、良いと言われています。実際に栗東競馬場からは優秀なサラブレットが多数育ちます。しかしながら美浦の馬が劣っているわけではありません。馬は血統が一番ものを言うとされます。環境がいくら整っていても、その馬の持っている能力や資質が物を言うのは言うまでもないことです。

それでも、能力も資質も高い馬が栗東競馬場のようなトレセンでトレーニングできれば、やはり鬼に金棒でしょう。馬は日常をトレーニングセンターで過ごすことが多いので、やはり環境面は無視できないものがあります。栗東競馬場では定期的にイベントや調教見学も行われています。調教時間は前述通り朝早いので大変ですが、グレードレースの前には訪れるファンも多い。栗東競馬場の交通アクセスはJR琵琶湖線の草津駅から車で20分ほどです。栗東競馬場のイベント時には、送迎バスが使われる場合もあるので、栗東競馬場に行く予定のある人は、HPをチェックして於くといいでしょう。栗東競馬場には現役最強馬もいるが、そうった現役の馬を見ることは、栗東競馬場であっても、調教だけでしょう。馬房を見ることは難しいが、栗東競馬場で日々トレーニングを受けた現役の最強馬の一番輝いている時を見られるチャンスです。