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琉球王国歴史 世界遺産とグスクと琉球庭園
琉球王国跡は沖縄県にある世界遺産です。2000年に登録され、現在では毎年多くの観光客が琉球王国跡を訪れています。
そもそも琉球王国とは明治時代まで存在していた沖縄本島を中心に、広くは奄美群島や沖縄諸島、先島諸島まで統治していた国でした。琉球王国跡として有名なのは王国時代に行政の中心であった首里城です。首里城は沖縄県那覇市にあり、赤い壁が特徴で中国の影響を受けた城であるといえます。




琉球王国跡で世界遺産とされているのは他にもいくつかあります。例えば、グスクと呼ばれるお城の跡です。城跡だけでも首里城跡を含めて5つが世界遺産とされています。また琉球王国跡で有名な1つは玉陵です。ここには琉球王国の歴代の国王が眠っています。こちらは琉球王国跡の中でも特に大切な場所とされ、世界遺産の他にも国の史跡となっていますし、部分的に国の重要文化財や県の有形文化財にもなっています。

琉球王国跡で忘れてはいけないのが琉球庭園です。首里城の南にある庭園も世界遺産とされています。中国風の様式と沖縄独自の様式が入り交ざった建築となっており、当時は中国からの使者をもてなすための場所だったとされています。現在見られるのはほとんど復元されたものですが、琉球王国跡を見るのならばはずせない場所です。敷地内の泉にある紅藻は天然記念物とされているので見る価値ありです。そして同じく琉球王国跡として世界遺産とされているのが現在の南城市にある史跡です。王国があった当時は最大の御嶽で、最高神職が管理していました。男子は禁制で庶民は中に入ることはできませんでしたし、国王も女装しなければいけないという決まりでした。国の史跡、県の名勝に指定されて、出土物は国の重要文化財になっていますから、琉球王国跡巡りをするにあたってはこちらもはずせない場所です。


琉球王国跡は広範囲に広がっているので琉球王国跡を目指して観光する時にはレンタカーがあると便利です。また琉球王国跡でできるウェディングも最近では人気が出てきています。世界遺産の1つである城跡で行うことができ、琉球衣装をレンタルして写真を撮ったり、琉球王国跡の聖地で子宝祈願を行うこともできます。琉球王国跡で行うということで、挙式も琉球スタイルです。また琉球王国跡へ観光に行く季節によっては桜見をすることもできます。琉球王国跡では様々なイベントが行われています。琉球王国跡の首里城跡内にあるかつての王国時代の王子の控え所では、当時のお菓子やお茶が味わえます。琉球王国跡ならではの体験をしてみるのはとても思い出になります。琉球王国跡を十分に楽しむためにプランをしっかり立てて訪れるのがいいです。