blog 本文へジャンプ
>前の記事へ
     次の記事へ<

 記事一覧 

  イメージ
トライアスロン初心者の為のトライアスロンABC
 トライアスロンとは、水泳・自転車・長距離走の3種目をこの順番で行うスポーツで、1974年にアメリカで誕生しました。 ギリシャ語で3を意味する接頭辞「tri」と、同じくギリシャ語で競技という意味の「athlon」がくっついてトライアスロンと呼ばれるようになりました。
 トライアスロンの競技距離は「ショート・ディスタンス」「ロング・ディスタンス」「アイアンマン・ディスタンス」の3種類に分かれており、それぞれ距離が異なっています。オリンピックでのトライアスロンは「ショート・ディスタンス」で行われています。 
 2000年のシドニーオリンピックより、トライアスロンは正式な競技となっています。 日本でのトライアスロンの歴史は、1981年に鳥取県で行われた「皆生トライアスロン’81」が最初です。53名の選手が参加されました。 1985年には沖縄県で行われたトライアスロン大会である「第一回全日本トライアスロン大会」が、はじめてNHKで全国に生中継されました。 1989年に新潟県で行われたトライアスロン大会が、6時間に渡って全国に生中継され、トライアスロンは徐々に知名度を増していきました。 
1994年には、日本トライアスロン連合が発足されます。 

 1998年に新潟県佐渡市で、国際トライアスロン連合による、トライアスロンの世界選手権が開催されました。アジアでは初めて行われたこの世界選手権で、日本選手も3位に入賞するなど大活躍しました。 2008年の北京オリンピックのトライアスロン競技でも、日本選手が5位入賞を果たすなど、日本はトライアスロンの世界で着実に力をつけてきています。 トライアスロンでは、自転車で集団走行や他人を風除けに使っての走行は一般的に禁止されています。トライアスロンの世界ではドラフティングと呼ばれています。
トラブルの多くは、このドラフティングによるものです。 また、トライアスロンでは第3者の手を借りることは絶対に禁止とされています。水泳と長距離走は自分の肉体を動かしますが、自転車でもパンクトラブルは自分自身で解決をしなくてはなりません。従って、自転車にはスペアタイヤや修理機材を積んだりして走行することになります。
 
 日本での大きな大会となると、「日本トライアスロン」というのがあります。2012年は11月に行われ、出場基準を満たしたハイレベルな戦いが繰り広げられました。トライアスロンには公式雑誌も販売されていますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。そして実践してみて下さい。