blog 本文へジャンプ
>前の記事へ
    次の記事へ<

 記事一覧 

             
 
オリンピックの華 フィギアスケートの種目
冬のオリンピックでは華と言われる種目であるのがフィギアスケートです。勝敗が気になる氷上でのスポーツであるのはもちろん、それだけではない芸術性の高い演技が繰り広げられる種目で見る人の目を楽しませてくれます。日本では主に女子と男子のシングル種目が注目されていますが実はフィギアスケートには他にも男女一組で演技を行うペア種目と、アイスダンスという種目もあります。そして種目ごとにそれぞれ異なった見ごたえがあります。
 
日本の中で一番注目を集めているフィギアスケートの種目と言えばやはり女子シングルであることは間違いないでしょう。特に現在フィギアスケートの日本女子選手は層も厚くオリンピックでの複数メダル獲得の期待も高まります。ジャンプやスピン・ステップといった技術はもちろん、美しい衣装を身にまとって華やかな雰囲気を創りだす選手たちの演技を楽しみに見ている人も多いはずです。しかし技術の進歩も目覚ましく、3回転・3回転のコンビネーションジャンプを軽々と跳ぶ選手も増え技術力もアップしています。




 またフィギアスケートの選手層の厚さでは日本の男子選手も負けていません。全日本選手権でも上位の選手はだれが代表に選ばれてもおかしくない実力を持っています。また男子のフィギアスケートでもスケート技術の進歩は目覚ましく、今は4回転ジャンプを跳ぶことができないと世界では上位に食い込むことが難しいほどになっています。また複雑なステップを力強くこなす選手も多く、ステップで拍手が起こることも多くありひとつのプログラムの中で注目のポイントも多くあります。

 日本のフィギアスケート界ではなかなか選手がいないペア種目ですが、ペア種目は実はシングルとはまた違った楽しみがある種目でもあります。男子選手が女子選手を頭上まで持ち上げて滑るリフトや、男子選手が女子選手を投げあげるようにして女子選手が空中で回転するツイストリフトをはじめとするダイナミックな技が多くあります。またジャンプやスピン・ステップなども2人の息やタイミングが合うととても見ごたえのある演技になります。

 さらにフィギアスケートの種目の中で日本では注目度が低い種目としてアイスダンスがあります。しかしアイスダンスは実は北米やヨーロッパなどでは注目度も高く、多くのすぐれた選手がいるフィギアスケートの種目です。氷上の社交ダンスとも言われる種目でシングルやペアのようなジャンプなどの派手な技はありませんが、アイスダンスならではの高い技術を盛り込みながら男女が優雅にダンスを踊る種目はフィギアスケート華やかさを最も感じさせてくれる種目であると言えます。