| |
 |
| ソチオリンピック女子カーリング競技 日程 |
オリンピックに於けるカーリング競技は、1924年に試験的にフランスのシャモニーで行われた国際冬季スポーツ週間を翌年IOCが第1回冬季オリンピックと認めたことが最初であり、当時はオリンピック女子カーリングはなく男子のみ競技が行われ、この記録の認定については長く公式には登録されていませんでしたが、1998年の長野オリンピック以来公式種目として実施されています。オリンピック女子カーリングについては長野大会より正式に認められており、したがってその歴史はまだ浅くなっています。
実際にオリンピック女子カーリングが開催されたのは長野をはじめ2002年アメリカのソルトレークシティ及び2006年イタリアのトリノ、2010年カナダのバンクーバーの4大会で、また、2014年ロシアのソチ冬季オリンピックでも正式な競技として実施が予定されています。これまでのオリンピック女子カーリングは男子が14の参加国で争われるのに対して12か国と少なくなっており、総当たりのリーグ戦で上位4チームが準決勝へと進みメダルの争奪が繰り広げられます。
そのオリンピック女子カーリングのメダル獲得状況については1位がカナダ2位がスウェーデン、3位がスイスとなっており、北米及び北欧陣が圧倒的な強さを見せています。もっとも、バンクーバー大会での中国の入賞やトリノ大会での日本オリンピック女子カーリングチームの活躍などアジア勢も健闘しており、メダル獲得の重要な鍵を握る位置を占めています。その日本チームについては、国内におけるカーリング自体の歴史が浅くまた競技人口や競技施設も少ない中でこれからの活躍が期待されています。
日本オリンピック女子カーリングチームは、日本カーリング協会に所属する全国のチームから選出され、予選に勝ち抜いたチームが日本代表となります。中でも2006年のトリノや2010年バンクーバー大会で活躍した日本オリンピック女子カーリングのチーム青森は「クリスタルジャパン」とも呼ばれ、日本に於けるカーリングの認知度を高めるに貢献しました。そして、2014年のソチ大会には日本オリンピック女子カーリングに北海道銀行が代表を決めており、その活躍が期待されています。
この北海道銀行は、2014年に開催予定されているソチ大会に向け最終予選でノルウェーを破り日本オリンピック女子カーリングチームとして出場を決め、そしてそのソチ大会では参加国が10か国に縮小されており、開催国のロシアを含む2013年世界選手権終了時点でのポイントによる上位7か国と世界最終予選2チームにより争われます。このカーリング競技はアイスキューブ・カーリングセンターにて2月10日から21日まで実施されます。
|
|
