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  第20回大会ブラジルワールドカップ 日程
  2014年はソチで冬季オリンピックが開催されるオリンピックイヤーであり、そして何よりブラジルワールドカップの開催されるワールドカップイヤーです。オリンピックやワールドカップの開催意義や経済的側面については、1984年を境に意味合いが異なりますが、現在ではその経済効果は絶大です。2014年のブラジルワールドカップ、2016年のリオデジャネイロオリンピックと、ブラジルが続けて開催を勝ち取ったのは、近年経済成長著しいブラジルだからこそとも言えます。




反面ブラジルワールドカップの開催については、様々な問題も表面化しています。スタジアムや宿泊施設建設の遅れ/開催都市間のアクセスについての不安/多過ぎるスタジアムの大会後の維持/開催に絡む汚職問題や公費の無駄遣い/経済成長に伴うインフレの増大/富裕層と貧困層の格差。ブラジルワールドカップ開催についてだけでなく、国内問題も絡んで難しいものとなっています。これらの問題・不安はありますが、しっかりとしたブラジルワールドカップの準備・運営を願いたいところです。

今回のブラジルワールドカップは第20回の記念大会となりますが、ブラジルにとっては1950年の第4回大会に続く2度目の開催となります。これまで19回の本大会で、ブラジルを含む8ヶ国が優勝し、ブラジルはその中でも最多の5回優勝を誇るのですが、実は前回2010年南アフリカ大会でスペインがそれに加わるまで、ブラジルは歴代優勝国の中で唯一自国開催での優勝のない国でした。今回の自国でのブラジルワールドカップ優勝は、ブラジル国民にとっての悲願と言えます。

開催国ブラジル、予選を勝ち抜いた南米5、欧州13、北中米カリブ4、アフリカ5、アジア4の32ヶ国が出場するブラジルワールドカップ。賞金総額5億6700万ドル、全世界でのべ数百億人が見守る第20回記念大会は、

6月12日のサンパウロでのブラジル×クロアチア戦を皮切りに、7月13日のリオデジャネイロでの決勝戦まで、グループリーグ48試合・決勝トーナメント16試合の合わせて64試合が、ブラジル各地の12都市で開催されます。


優勝候補として、ブラジル・スペイン・ドイツなど挙がっている今回のブラジルワールドカップ。混戦が予想されるウルグアイ・コスタリカ・イングランド・イタリアの同居するグループDのグループリーグでの死闘。メッシやクリスティアーノ・ロナウドなどを筆頭に才能溢れる選手達の活躍。我らが日本代表侍ジャパンの活躍。興味や期待の多い今回のブラジルワールドカップですが、最大の注目点は、やはり開催国の王者ブラジルが、悲願の自国開催優勝を勝ち取れるか否かに尽きます。