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東南アジアの若者を関西にお迎えして
先日、海外交流の一環で日本に東南アジアの若者をお迎えする機会がありました。
京都に宿泊していましたので、清水寺など歴史ある日本の観光名所や天橋立など風光明媚な場所を案内しました。そして、フリーの日に彼らにどこへ行きたいかとリクエストをきいたところ、出てきた場所が大阪ミナミエリアでした。
よく知っているなあと関心したのは、大型ディスカウント店や大型のドラッグストアは品揃えが豊富で安いというところまで調べてあったということです。そこまで有名なのかと感心しましたし、我ら日本人でも楽しく安い店舗はアジア人にも通じる良さなのだと改めて思ったものでした。 





そして、いざ大阪ミナミへ出かけたのでした。20代の彼らは、よくしゃべりよく動きます。くまなく店内を歩き回り、商品をよく観察していました。ようやく目当ての品々を購入できた後は、とても満足してくれたので上手い買い物をしているなあと互いに褒めあったものでした。
大阪ミナミの面白さは他にもありますが、彼らはそのポイントもおさえ済みでした。 あの巨大カニの看板の前で記念撮影をし、移動してまたグリコの看板をバックに橋の上で写真におさまります。この記念撮影も、日本人観光客と同じ楽しみ方ですからもう国籍の事などすっかり忘れて楽しみました。
たこ焼きも食べ大阪を満喫する20代の若者は、この先記念撮影をした写真を持ち帰り、大阪ミナミは楽しくエキサイティングな街だったと必ず宣伝してくれることでしょう。まさに素顔の日本、素顔の大阪を見て・知っていただく絶好のチャンスとなります。こうした自然な行動は、民間交流などと銘打たなくともどこかしらで行なわれていることでしょう。 

大阪の面白さをもっともっとアジア人観光客にアピールしていきたいものですね。京都や富士山などの世界遺産と違った魅力は、とくに若い世代のアジアの人々には受け入れてもらいやすいようです。
もう一つ興味深い話を聞きました。今回は日程に組みいれることが出来なかったのですが、あの甲子園でのプロ野球観戦も魅力的な体験だというのです。特に大阪人は阪神タイガースへの情熱が強いので、あの一体感のある応援をスタンドで経験したことのある方々ならお分かりでしょうが、本当に熱く楽しいものなのです。その大阪人の情熱もまた海を越えて面白がられていて感心しました。こうして見ていくと大阪のごちゃごちゃ感は、まさに世界に誇れるものなのだと自信を深める次第でした。